The Tony Williams Lifetimeの1971年6/13Montreux Jazzフェスにおけるステージを、放送前のPre-FMステレオ・サウンドボード・マスターよりデジタル・リマスタリング収録。この日の不完全収録のライブ映像、あるいは同ビデオをソースにした擬似ステレオの音質の粗い音源等はこれまで出回っていましたが、今回のリリースは正に驚愕のオフィシャル級マスタークオリティでの完全収録となっています(「Circa 45」中間部で20秒、「Emergency (reprise 2)」で45秒のマスター欠落があるため、その部分はエアチェック音源で補完してあります)。John McLaughlin離脱後の”迷走期間へとさしかかるLifetime”というイメージが強いこの時期のライブですが、こうして極上音質でその演奏の細部を聴きこむと、ハモンドオルガンを駆使して鬼神の如き奮闘を見せるLarry Young、マクラフリンの後任Ted Dunberの意外なまでの健闘ぶり等、長年のファンの方にも間違いなく新たな発見があるはずです。そして何よりも、70年代初頭の激情的ともいえるTony Williamsのドラムワーク、その鮮やかな鳴り物の音色、粒立ちの良いスネアのフィル等をここまで生々しい音像で捉えているということ自体がもはや奇跡としか呼びようがないので、Tony Williamsフリークにとっては本音源の価値の高さは計りしれないものといえるでしょう。
Tony Williams (drums), Larry Young (keyboards), Ted Dunbar (guitar), Don Alias (percussion), Warren Smith (percussion), Juni Booth (bass)
◆Montreux Jazz Festival, Switzerland, 13th June 1971
01.intro
02.Emergency
03.The Urchins of Shermese
04.Drum Solo
05.Circa 45
06.Big Nick
07.The Mystic Knights Of The Sea
08.There Comes A Time
09.Emergency (reprise 1)
10.Mom And Dad
11.Emergency (reprise 2)
12.outro