1977年4/19カンザス・シティにおけるライブを、初登場となる放送用サウンドボード・マスターより24bitデジタル・リマスタリング収録。『Time Loves A Hero』リリースに伴う77年ツアーといえば、8月のレインボウ・シアター4公演とライズナー・オーディトリアム3公演からのテイクを収録したライブ盤『Waiting For Columbus』を抜きにしては語れませんが、それに先駆けて行なわれたこの4月のカンザス公演もファンにとっては至福の時間を約束してくれる素晴しい内容となっています。まずライブパフォーマンスにおけるテンションの高さとその素晴しいアレンジ、これは『Waiting For Columbus』が十二分に証明してくれているので殊更の説明は不要でしょう。そしてセット進行に関しても、「Walkin! All Night」で口火を切り、「Skin It Back」「Fat Man In The Bathtub」と続くオープニングからラスト「Teenage Nervous Breakdown」で幕を閉じるという、この時期限定の進行となっており、ファンにとっては興味の尽きない内容といえます。さらには、音質に関しても非の打ち所の無い素晴しさで、時代を全く感じさせない高品質なマスターに入念なデジタル・リマスタリングを施したことにより、フィートのライブバンドとしての魅力が全て凝縮されたといっても過言ではないこの贅沢極まりないステージを最高のクオリティで楽しむことが出来ます。
◆Live in Kansas City, MO, USA, 19th April 1977
1. WALKIN' ALL NIGHT ( FADES IN ) 2. SKIN IT BACK 3. FAT MAN IN THE BATHTUB 4. RED STREAMILINER 5. OH ATLANTA 6. DAY AT THE DOG RACES 7. ALL THAT YOU DREAM 8. ON YOUR WAY DOWN 9. ROCKET IN MY POCKET ( FADES OUT )
1. ONE LOVE STAND ( FADES IN ) 2. ROCK AND ROLL DOCTOR 3. OLD FOLKS BOOGIE 4. COLD COLD COLD 5. DIXIE CHICKEN 6. TRIPE FACE BOOGIE 7. WILLIN' ( FADES IN ) 8. FEATS DON'T FAIL ME NOW 9. TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN ( FADES OUT )
◇Personnel; Lowell George (vocals, guitar), Paul Barrere (guitar, vocals), Sam Clayton (percussion, vocals), Kenny Gradney (bass), Richard Hayward (drums, vocals), & Bill Payne (keyboards, vocals)