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紙ジャケット・日本語解説付き
パティ・ボイド、いとしのレイラの人。偉大なギタリスト、ジョージ・ハリソンとエリック・クラプトン
二人から愛されたロック・ファンの間で知らない人はいないであろう究極のロック・ミューズ。
エリックから彼女に贈られた珠玉の名曲たち。全トラック極上音質のテイクでチョイスされて
いますのでビギナーの方にもオススメです。勿論プレゼントにも最適!ジャケ買いでも全然OK!
1. LAYLA
パティに捧げたナンバーとしては代表曲中の代表曲。ここでは1996年5月9日のドクター・ジョンとの共演テレビ番組「DUETS」からのスタジオ・ライブ・テイクを収録。 これは「アンプラグド」バージョンをエレクトリックでテンポアップし、シャッフルで演奏したという、クラプトンのキャリア上、唯一無二のバージョンとなっている。クラプトンがこの曲をギブソンES-335でプレイしたのも、この時限りだった。
2. Pretty Girl
『MONEY AND CIGARETTES』収録のラブ・バラード。パティへの感謝と愛を誠実に打ち明けたナンバーだが、ステージでは二度しか演奏しなかった。そのうちの1回、1983年2月1日の北米ツアー初日のシアトル 公演でのテイク。スタジオ・バージョンどおりの誠実なプレイと歌が聴かれる。中間部のソロはアルバート・リーによるもの。
3. Peaches And Diesel
4. Wonderful Tonight
名盤『SLOWHAND』収録のラブ・バラードの代表曲。パーティのために身支度するパティに待たされ続け、イライラを紛らわせるために待ち時間の間に作ったというエピソードは有名。「Peaches And Diesel」は「Wonderful Tonight」のコードを発展展開して作られた。言わば両曲は一対で完成形というナンバーである。1978年2月11日のサンタモニカ公演からのライブ・テイク。とろけるような甘さを湛えた演奏である。
5. The Shape You're In
1983年当時、アルコール中毒の克服期にあったクラプトンが、彼の影響で同じように飲 んだくれになってしまったパティに注意を促す内容の曲。彼女の身を案じて書いたものだが、自分一人だけ健康体に向かいパティを顧みることのなかった身勝手ソングでもある。『MONEY AND CIGARETTES』ツアーから1983年4月20日のブレーメン公演のライブ・テイクを収録。アルバート・リーとの火を噴くインタープレイが聴ける(アルバートは左チャンネル、クラプトンは右だ)。
6. Old Love
別れてしまったパティを想い出して苦悶する「未練」ソング。クラプトンの後悔が表われている曲で、『JOURNEYMAN』のスタジオ・バージョンではロバート・クレイとのインタープレイが聴きものだったが、ここでは1997年10月27日衛星テレビ放映された武道館公演のライブ・テイクを収録。ジョー・サンプルの美しいピアノ・ソロは必聴。
7. Bell Bottom Blues
1970年当時、パティがベルボトムのボトムスを好んでいたことから、それをキーワード としてクラプトンが書いたラブソング。マンドラックスをキメながら床に寝そべって書かれたというエピソードも面白い。1999年11月24日衛星テレビ放映された横浜アリーナ公演のライブ・テイクを収録。ここではアコースティッ クで演奏された。しっとりとしたプレイが時の流れを感じさせる。
8. Why Does Love Got To Be So Sad
これもドミノス時代の代表曲。パティに恋焦がれる気持ちをストレートにぶつけた情熱的なナンバーで、ドミノス時代にも名演が残されている。31年振りに、2006年の来日公演からセットインした人気のナンバー。ここでは2008年6月28日ハイド・パークで行われたハードロック・コーリングでのライブ・テイクを収録。クラプトンの勢いのあるソロと後半のインスト・パートでのドイルとのツインリードが聴きもの。かつてと遜色ないクオリティのプレイとなっている。
9. I Am Yours
これもドミノス時代のナンバーで『LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS』に収録されている。2006年ツアーの初日、5月5日フランスのルカンネ公演でのライブ・テイクを収録。この曲がライブで演奏されたのは、クラプトンのキャリア史上初めてのことだった。詞はペルシャの作家ニザミが書いた小説「レイラとマジュヌン」の一節からとられている。パティと同化したいと願っていたクラプトンの気持ちが込められたナンバーである。
10. She's Waiting
『BEHIND THE SUN』収録曲。このアルバム制作時にはクラプトンの浮気&隠し子事件が発覚。パティとの離婚の危機に直面していた。この曲では、パティにすがりたい気持ちとは裏腹に、もはやパティは「別の恋人の出現を待っているんだろう」とひねくれ、強がりを見せるクラプトンである。1992年2月1日のブライトン公演のライブ・テイクを収録。1985年ツアーのテイクよりもオリジナル・バージョンに忠実なアレンジが聴ける。
11. Never Make You Cry
この曲も『BEHIND THE SUN』収録曲。ここでは逆にスローでメロディアスなアプローチに乗せてパティに心から謝っている。1985年4月20日のバージニア公演からのライブ・テイクで、当時FMラジオでオンエアされたもの。クラプトンは珍しくローランドのギター・シンセサイザーを使用し、フルートのような清らかなトーンを出している。パティはこの曲での真摯なクラプトンの誠実さに打たれ、彼を許したのだった(その後許せない事件が再び起こり、離婚してしまうが)。
12. Just Like A Prisoner
これも『BEHIND THE SUN』からのナンバーで、ここでのクラプトンはパティとの心の溝ができてしまったことで、自分を孤独な囚人に例えている。1985年3月1日のバーミンガム公演でのライブ・テイクを収録。この曲はこの当時数回しか演奏されていない。スタジオ・バージョンどおりドラマチックに歌い上げ、後半では凄まじいギターソロを聴かせる。
13. Layla
1973年1月13日の「レインボー・コンサート」ファースト・ショーからのライブ・テイク。オフィシ ャル盤でもリリースされているが、それはコーラスを別人で録音し直し、編集した偽物バージョン。こちらはリアル・ライブ・バージョンだ。ピート・タウンゼンドやスティーヴ・ウィンウッド、ロニー・ウッドらの協力を得て、ピアノコーダまで完奏された感動的なテイクである。最も原曲のテンション、アレンジに近いバージョンとして出色の出来と言える。